相談する人を間違えると見えない深い傷口が更に広がるかもしれません

最近になって毒親という言葉や HSP、発達障害など、今まで周りに理解してもらえなくて苦しんでいた人たちが少しずつ注目が浴びるようになりました。

それでも、やはり人というのは自分を物差しにして相手を見てしまう人が多く、例えカウンセラーと名乗る人でも、本人は善意のつもりでも言葉のナイフでズタズタにしてくる人もいます。

私は所詮他人は自分の痛みを完全に理解する事は出来ないと思っていますが、だからこそ理解しようと努力する姿勢が大切だと思うのです。

…が、意外にそれは難しいことなので、相談する人はちゃんと選ばないと、傷口がもっと深くなってしまい辛い思いをします。

特にヒーラーさんや占いなどで人にアドバイスする立場の人の言葉はいちばん辛かったです。その人が善意でやってると分かるので尚更…。

自称カウンセラー、ヒーラーや占い師などは注意

私の場合は家族の関係に小さい頃から悩んでいたのですが、仲の良いと思っていた友人・知人にぽろっと家族のことを話したら「みんな同じだよ」とか「でも産んでくれた親でしょ」とか「親だって色々あるんだよ」とか言われて、辛くなることが度々あります。

とは言え、その人たちは私が悩んで悩んで血を吐くような思いで生きて来た今までのことを知りませんし、体験者でないと想像しがたい世界だと思うので、エスパーではない限り仕方ないのかもしれません。

しかし、それがもし自分でカウンセラーと名乗っている人や、ヒーラー、物事が分かってそうな占い師のような人たちだったら?

相手が相手なだけに「ああ、私がおかしいんだ」「やっぱり私はダメなんだ…」と、更に深く傷付いてしまう可能性もあります。

相談するならちゃんと訓練を受けた専門家に

昔、私は主婦層に人気があるスピリチュアルリーダーみたいな人と関わっていた時期があったのですが、最終的に態度や言葉でズタズタにされ、長く苦しむことになりました。

後から考えると、それはそれで自分を見直すきっかけとなったので良かったとも言えるかもしれませんが、私が強く感じたのはヒーラーや占い師みたいな人はカウンセリングの訓練を受けているわけではないということ。しかも本人は良かれと思って正しいことをしているという認識なので、始末が悪いのです。

私も少しカウンセリングの知識をかじったことがあるので、その人の対応はあり得ないと理解しつつも、当事者ともなるとやはり傷つきました。

もちろん、こういうのはお互いの相性にもよるでしょうが、同じお金を払ってセッションを受けるなら、まずはきちんとした専門家に相談するのがいちばん確実だと思います。

ただ、ここでもうひとつ懸念しているのが、少し前まで心理カウンセラーは大学で何年も勉強して訓練している人がなる職業だというイメージでしたが、最近では自称カウンセラーの人たちも増えていること。変な人に当たってしまうとちょっと怖いので、やっぱり相談する人はしっかりと選んだ方が良いですね。

残念ながら、承認欲求の強い人が多い業界

苦しんでいる人を助ける仕事をしたい思う人は、自分も辛い経験をしたのがきっかけの人が圧倒的に多く、当事者でないと分からない事はたくさんあるのでそれは良い事だと思います。

ただ、クライアントさんとその人は同じではないですし、自分の投影として利用するべきではありません。

どういうことかと言うと、クライアントさんに自分の面影を重ねて自分の満たされなかった想いを解消する人も結構いるという事です。

それでクライアントさんも満足ならまだ良いのですが、主役がクライアントさんではなく相談を受けている自分自身になってる人、本当に多いです

すごいと認められたい承認欲求が強いセラピスト及びカウンセラー、占い師は厄介で、自分がクライアントのはずなのに相手が怒りそうだからと気を遣って思った事を言えなくなったりします。それって、異常ですからね?

でも、依存心が強くなったり自己肯定感が低いとそれに気付きません。そういう人に利用されないでください。

どんなに周りの人がおだてていても「あの人が言うのだから間違いないだろう」なんて思わずに、本当に正しいのか疑ったり自分の頭で考える事が大切です。

最終的に自分の人生を好転させていく力があるのは、自分だけなのですから。

あとは、同じ境遇の人と交流したり、話を聞いたりするのも良いと思います。

間違った人に相談するくらいなら、状況を客観的に見て言語化する方がよっぽど癒される

今はわざわざ会わなくても、多くの書籍、ブログなどがありますし、最近は自分の体験を勇気を持って語る YouTube さんも増えましたね。

私は親子関係にずっと苦しんでいたのに、絶対に周りにも話せなかった子供時代から思春期にかけての苦い思い出がありますが、時代は変わって来ています。いち個人がネットで発信出来るようになったのはすごいことです。

そんな人たちと自分の状況とを照らし合わせていると、自分の訳の分からない感情や状況が整理されていくこともあります。そして、客観的に言語化出来るようになれば、かなり気分も変わって来ます。

「そうそう、そうなんです、その通りです」と、まるで自分のことをよく分かってくれている人がいるような内容を読むと、誰にも理解されないという苦しみが少し和らぎ、少し救われるような気がしますし、例えば説明できない自分の家庭環境を「家族という名の強制収容所」という表現する人がいて、私はこれなら全く機能不全家族に縁がない人でも想像しやすいなあ…と感心しました。

別に他人に「私のことを分かってよ!」というつもりはないですが、聞かれたときに事実を話すよりも、こういう風に表現した方が伝わりやすいこともありますよね。もし私がこのような表現が出来ていたなら、あの時あんなにも辛い思いをしなかったかもしれない…なんて思うのです。

だから、他人にも客観的に話して理解してもらえるような表現が出来ることは大切です。

今私がこの記事を書いているのも、不特定多数の人が目にする可能性があるウェブ上に自分のことを書くことで客観的な視点を持ちたいという思いがあるからです。

別にブログじゃなくても、ノートなどに自分の気持ち書き起こしてみるのも効果的価値思います。

 

他にも色々な方法を考え試しているので、別記事も参考にしてみてください。
ヒーリングとかセラピーとかそんな生優しいものではなく、必要なのはトラウマケアだった
傷ついた心を癒すために、体に注目すると効果が出やすい

 

人にアドバイスする立場の人は、本当に気を付けて欲しい

どんなに良いカウンセリングを受けても立ち直るのは結局自分次第ですし、相性もあると思います。ただ、人の悩みを聞いてアドバイスをする立場なら、本当に気を付けて欲しいと願ってやみません。

いくら自分のアドバイスが人に喜ばれ頼りにしてくれる人がたくさんいて自信があっても、世の中には自分の想像も及ばない経験をしている人も必ずいるので、自分の経験からの物差しで価値観を押し付けるのは限界があります。

実際に聞いた話ですが、あるカウンセラーさんの話を聞いて下痢が止まらなくなったり、落ち込んだりする人は実際にいるようです。

私がスピリチュアルに対して一気に冷めた、ある人の言葉

私はある人の軽率な態度に苦しんだ経験があり、納得がいかずに後からメールでやり取りした結果、その人から「私も良い人と思われたいので、あまり嫌われる事を言いたくないんです」という答えが。

正直なところは良いのですが、愛とか何とか偉そうな事を色々言っておきながら、そんなくだらない見栄で人を傷付けたのかと思うとその人の人間性にガッカリしました。

私の事が気に入らないのは仕方ありませんが、プロならお金をもらって依頼を受けた以上はプロフェッショナルな対応をすべきではなかったのか?それが出来ないのなら、きっぱりと断るなりなんなりしてくれた方がよっぽど優しい行為だったのに、と思うんです。

そんな人が人気があり「何百人もカウンセリングして来た経験から…」としたり顔で今でもブログでも発信して稼いでいるのですから、他に被害を被る人いなければ良いなあ…と思ってしまいます。

結局その人は、ただのスピリチュアルリーダーと持ち上げられたいだけのおばさんだったのかもしれません。というか、まだそれくらいの精神レベルですので、その人に扱える問題には限界もあったんでしょうね。

だからこの業界は難しいというか、ちゃんとカウンセリングを学んでいる人を選んで欲しいと思います。

遊びで楽しむくらいなら良いですけど、その人の発する表面的には良さそうな言葉を信用してしまうと、更にトラウマを増やしてしまう可能性だってあるのです。

おわりに

心の傷は時に根が深く、なかなか解消できない事は珍しくありません。

私は両親から距離を置くことで少しずつ少しずつ気持ちが回復していくのを感じ、今は幸せに暮らしていますが、同時に周りに親不孝とか酷い人間だと思われたりしないか、二次的トラウマも受ける可能性もある状況でもあると言えます。

世の中にもっと理解が広まり、誰にも理解されずに辛い思いをして来た人たちが少しでも生きやすくなると良いですね。